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渦巻く心…


人の心に流れる川の
想い濁らすこの淵に

淀み渦巻き浮いては沈み
想い小舟の行き場なし

あがきもがけど淀んだ渦は
時が過ぎれば柵も

綺麗言葉に騙され取れて
やがて流れる心の川も

何れ再び淀んで詰まり
取るに取れない心の柵…


短歌

この胸の淀み流れぬ川見つめ今宵ばかりは酒に溺れて

ささくれて痛む心に薔薇の棘俯く先に美はそこにあり


俳句

【枯野】

俯けば我身重なる枯れ野原

枯野道歩く我が身は花となり

枯れた野に手袋添えて花咲かせ

【寒雀】

白き道乱れ足跡寒雀

寒雀軒を間借りて我を見る






午前5時現在…

窓から綺麗な月が見えてます。

沈み行く月と入れ替り、もうすぐ朝日が昇ってくる…

揺るぎない自然の営みの中

私の心もお天気のように移り変わる…

それは、これからも続くのでしょう(^^;

今日は病院へ行く日。

薬ももらってこないと…

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では、このへんで♪

皆さんにとって
週明け憂鬱な月曜日ですが
よい一日を(*^^*)

今日も最後までお付き合い
ありがとうございました♪

また来てね♪(@^^)/~~~

今回の選曲♪
【ユー・レイズ・ミー・アップ】
ケルティック・ウーマン


いつも応援ありがとうございます♪
お帰りの際に気が向いたらぽっちり一押し
宜しくお願いします♪:*(〃∇〃人)*:
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テーマ : 詩・想
ジャンル : 小説・文学

冷たいため息…


陽が昇る前の暗い街

窓を開ければ部屋に流れ込む冷たい風…


窓辺で猫と眺める空は

近付く日ノ出に白々染まり

昨日と違う雲は形を変えながら

変わらぬ日々を過ごす私を見下ろして

風の向くままに流れていった…


昨日とあまり変わらない朝に

開けた窓からため息一つ吐き出した…


不意に冷たい風が吹いて

私のため息は北風となって

私の心を吹き抜けた…




短歌

目を閉じて冷たく染みるこの肌に北風紡ぐ想い出の糸

北風に吹かれし頬に母の手の手袋脱いだ温もり想い


俳句

窓の外暴れざわめく空っ風

窓の外心ざわめく空っ風

北風に吹かれ雀は窓の外

北風に雀哀れと思いけり


どもです♪(*´∇`)ノ
今日の横浜はこの時期らしく北風強し🍃

見上げれば、雲もなく気持ちのよい空であります。

そして、本日の詩と短歌、俳句
それぞれのキーワードは「北風」
若しくは「冷たい風」であります♪

私が俳句に興味を持つ切っ掛けとなった
オグリン♪さんのブログで「北風」という
季語を取り上げていらっしゃったので、これは
詩にも短歌にもできそう、と思い…
今回、それぞれ詠んでみました♪

詩は、今朝の私をそのまま詩にしました♪

短歌は想い出を…

俳句は過去の体験を…

それぞれの表現で詠みました♪

小説は自分に出来ないことを表現できる世界。

短歌は心で表現できる世界。

俳句は言葉と心を巧みに操る世界。

そんな風に思いこんでいるワタクシ♪

書くことが大好きであります(*^^*)

そんな私の拙いブログではありますが
これからもどうぞ宜しくお願い致します♪

ではこのへんで♪
本日もお越しくださり
ありがとうございました(*^^*)

素敵な週末をお過ごしください♪

また来てね♪(@^^)/~~~


本日の選曲♪
【虹の彼方に】コニー・フランシス



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妹…13 (短編ハードボイルド)


外のざわつきに気付いた由美がドアを開けて外に顔を出すと、男達の視線が一斉に遠藤医院の入り口に向いた。

『あの女を捕まえろ!』

吉田の声と同時に兼子も叫んだ。

『ドアを閉めろ!』

兼子の声に、由美は慌ててドアを閉めて鍵をかけた。

その音で目が覚めた亮介。
長椅子で寝転んでいた体を起こしたのだが、須藤へ大量の輸血をした亮介は、急に起き上がった事で激しい目眩が襲うのだった。



そして、神栄商事の吉田の声と新田興業の兼子の声が合図のように、男達が一斉に動き出した。

吉田が遠藤医院の入り口から顔を出した由美に気を取られた時、兼子は自分の腹に当てられていた吉田の銃を手で払い除けた。

その拍子に、銃の引き金に掛けていた吉田の指に力が入り、吉田が握っていた銃は「パン」と乾いた音を出した。

一瞬だけ銃口が火を吹き、兼子の上着の脇腹辺りに穴を開けた。

そして流れ弾は、兼子に襲い掛かろうとしていたギャングの一人の左足の太股を撃ち抜いたのだった。

兼子は更なるギャングの一人に後ろから羽交い締めにされたが、体重を後ろに掛けて自分を羽交い締めにしていた男を、後ろ向きのまま力任せに背中で押して倒した。

兼子を羽交い締めにしていた男は、足を縺れさせアスファルトに後頭部を激しく打ち付け気を失った。

男と一緒に仰向けに倒れた兼子を目掛けて、ギャングの木刀が二本襲いかかってきた。

兼子は、自分に襲いかかる木刀の一本をバットで払い除けたが、もう一本は兼子の腹に振り下ろされた。

一瞬、息が出来なくなった兼子だが、寝転がったままバットを振り回して襲いかかってくる者の脛を狙って叩きまくった。

数人の相手が足を押さえて転げ回ったところで兼子は立ち上がり、木刀で腹を叩かれ乱れた息を落ち着かせた。

兼子は遠藤医院の入り口をチラッと見ると、ドアは壊され大きく開いていた。

その開け放たれたドアから一人の男が転がり出てきた。

その後に亮介がドアにもたれ掛かるように出てきた。

兼子は良介に駆け寄ろうとしたが、ギャングの3人に行く手を阻まれた。

『邪魔なんだよてめぇら!』

兼子はそう言って怯むことなくバットを力強く下から斜め上に振り上げた。

付き出された二本の木刀を弾き飛ばしたが、三本目の木刀が兼子のわき腹を横殴りした。

腹の中を抉られるように感じて、兼子は込み上げてくる物を堪えた。

わき腹に食い込んだ木刀を、兼子は片手で掴んだまま男に体当たりをして突き飛ばした。


兼子が外で暴れているとき、亮介は立ち眩みを感じながらも、男に掴みかかっていたが、数人の男に身体を押さえ付けられて、そのままワゴン車に乗せられてしまった。

そのすぐ後に、数人の男が琴音と由美を担ぎながら院内から出てきて別のワゴン車に放り込まれた。

その後に出てきた吉田は、亮介が持っていた神栄商事の神崎のバッグを片手に持って出てきて、亮介が乗せられた車に乗り込んだ。

『おい!行くぞ!みんな車に乗れ!倒れてる奴も置いていくな!』

兼子に襲い掛かっていた男達は、吉田の声に倒れている者を起こし車に乗せようとした。

だが、兼子がそうはさせまいと反撃に出たところで、漸く新田興業の組員が車で到着した。

人通りも無く、殆ど車も通らない住宅街から少し離れた場所にある遠藤医院の前の道路で、後方から複数の車のヘッドライトが近付いてくるのを見た吉田は、運転手に車を出すよう言った。

先頭に止まっていた拉致された亮介が乗っている吉田のワゴン車が急発進したところで、琴音と由美を乗せている2台目のワゴン車も後について急発進した。

3台目と4台目のワゴン車も、兼子にバットで殴られながらも、なんとか車に乗り込んで残りの2台のワゴン車も急発進して吉田達に追い付くためにフル加速をしたのだった。

『兄貴ー!遅くなりました!今出ていった車は?』

『おぉ、秀樹!お前らですぐにあの車追ってくれ!絶対見失うな!女二人と男一人拐われた!追っかけて連絡くれ』

兼子はそう言って車を叩いた。

『分かりました!』

兼子に返事をして、運転手である中谷秀樹は新田興業の組員5人が乗ったワゴン車をフル加速させて、遠くに見えるテールランプを追いかけていった。

もう1台のワゴン車が兼子の横に止まり、残りの組員5人が降りてきて兼子に頭を下げた。

『兄貴…遅くなってすみません。大丈夫ですか?酷くやられたみたいですね…』

舎弟の一人が兼子に声をかけた。

『神栄商事の吉田の野郎、駅前のギャング10人くらい連れて来やがった。数人はぼこぼこにしてやったけどちょっと数が多かった…。鈴の音のママと、店の女の子拐われちまった。もう一人男も拐われたんだが店の女の子の兄貴なんだ。今まで須藤の兄貴と一緒にいた佐久間って男だ』

そう言いながら、兼子は病院内へ入り須藤のいる治療室に入った。

組員5人も後に続いて入っていった。

須藤は麻酔から目を覚ましていた。

『兄貴…具合はどうだ?』

『博之…』

『…はい』

『なんか騒がしかったようだけど何かあったのか?』

須藤は、そう言って兼子の顔を見た。

『…』

『博之…正直に言え…何があった?』

兼子は琴音の事を言うべきかどうか迷った。

竜神会に居たときの、須藤の恋人だった加藤裕子の時と状況が似ているからだった。

琴音は須藤の大切な人になっていることを知っている兼子は、琴音が吉田に拉致されたと知ったら、身体が痛かろうが助けに行くだろうと思っていたのだ。

『ちょっと…いざこざがありまして…』

『佐久間は…亮介は無事なのか?』

麻酔から覚めて朦朧としていたが男達の罵声に混ざって良介の声も聞こえていたので、須藤にもそれが喧嘩だと分かっていた。

『喧嘩だったんだろ?吉田か?奴が来たのか?』

『はい、神栄商事の吉田が来ました』

『亮介はどうした…若い男が居ただろ?』

『吉田に拐われました。今、うちの連中が追っています』

『嘘だろ?あいつはそんな簡単に拐われるような奴じゃねぇぞ?吉田一人じゃなかったのか?』

『えぇ、⭕⭕駅前のギャングの連中が20人ほどいました』

須藤には亮介が簡単に拐われたことに納得いかなかった。

『あいつは喧嘩は滅法強いはずだ。喧嘩のセンスもずば抜けていて…簡単に拐われるようなやつじゃねぇ。怪我でもしてたのか…』

神栄商事を襲撃したときの、良介の喧嘩の強さとセンスに一目置いていた須藤には亮介が拐われたと言うことに納得いかなかった。

『須藤さん、その男はあんたに大量の輸血をしてフラフラだったんだよ。兼子も一人で奴等を追い払おうと頑張ってたんだが人数が多すぎた。兼子を責めるなよ?』

須藤の空になりそうな点滴を取り換えながら、遠藤医師が口を挟んだ。

『輸血?』

須藤は問い掛けるような顔で遠藤を見た。

『そうだ。あんたは大量に出血していて、その佐久間って男があんたと同じ血液型だって言うから、すぐに輸血を始めたんだよ。
でも佐久間一人では足りないくらいにあんたは出血していた。
そこで兼子があんたと同じ血液型の組員を呼んでくれたんだ。
同じ血液型の連中が来るまで佐久間という若い男から通常以上の血液をあんたに輸血した。その男が居なかったら…須藤さん、あんた死んでたよ…』

須藤は遠藤の話で亮介が拐われたことに納得した。

『そうだったのか…。俺の中に良介の地が流れてるのか…。それで…お前達は何してたんだ?たかだか20人そこらの連中相手に手こずるようなお前らじゃねぇだろ?』

須藤は、そう言って兼子以外の5人を見た。
その須藤の目には、5人を問い詰めるような鋭さがあった。

『兄貴…こいつらも急いで来てくれたんだ。こいつらが来たときには吉田は逃げちまったんだ。こいつらを責めないでくれよ…』

兼子は兄貴分の須藤に懇願するように言った。

ヤクザ稼業から足を洗った須藤を今でも慕う兼子と同じく、竜神会の時からの舎弟5人は申し訳なさそうに須藤に頭を下げた。

『そうか…、悪かった。俺はもうヤクザ稼業から足洗ってるのにな…偉そうなこと言ってすまん…』

須藤は素直に5人に謝った。

『いえ、俺達には今でも兄貴の舎弟だと思っていますんで…俺達にとって兄貴は何時までも兄貴ですから…そんな頭下げないでください』

5人の中の一人が、そう言って頭を下げると他の5人も揃って頭を下げた。須藤は5人を見て口許だけで笑い視線を天井へ向けた。

ほんの数秒の沈黙の後、須藤が口を開いた。

『なぁ博之…』

『はい』

『佐久間良介を助けてやってくれねぇか?』

『勿論そのつもりだよ、兄貴。うちの連中が吉田を追いかけてるから後で連絡が来ると思う。心配しないでくれ。必ず助け出すよ』

『頼む…』

『わかった。先生、色々迷惑をかけてすいません。兄貴のことよろしくお願いします』

兼子は遠藤医師に深々と頭を下げると、残りの5人も頭を下げた。

『わかってる。あっ、兼子。お前達で壊れた入り口を簡単でいいから直しておいてくれるか?』

『お安いご用です。修理代は吉田から頂いてきますんで』

『あぁ、新しい病院建てられるくらい貰ってきてくれ』

『あはは、奴等そんなに金持ってるか分かりませんけどね。じゃぁ入り口掃除してきます』

兼子はそう言って5人を連れて治療室を出ていった。




その頃…


神栄商事の吉田達の後を追っている中谷秀樹は、吉田達の車に付かず離れず追っていた。

『奴等何処まで行くんだ?隣街に入ったな。誰か兼子の兄貴に途中報告で電話してくれるか?海に向かってるって言ってくれ』

中谷秀樹は4人の誰にともなく言った。

『そうだな。俺が電話するよ』

後部座席にいる一人が兼子に電話をした。

そして検問をうまく抜けながら海の方に向かっていると兼子に告げた。

『分かった。そのまま追ってくれ』

兼子はそう言って電話を切った。

『佐藤、向井。俺と一緒に来てくれ。後の3人は須藤の兄貴に着いててくれ。俺達は先に行った中谷達を追いかける』

それぞれが返事をして佐藤が運転席に座り向井は助手席、兼子は後部座席に座った。


中谷達はワゴン車の後を着けていたが、助手席の篠原があることに気がついた。

4台いるはずのワゴン車が2台しかいないことに気がついた。

『秀、前のワゴン車2台しかいないぞ』

『おいおい嘘だろ』

『拐われた男と女ってどの車に乗ってたんだ?』

『知らねぇよ!そこまで聞いてねぇ!兼子の兄貴に聞いてみてくれ』

篠原は兼子に電話をかけて事情を話した。

『分かった。お前達でギャング連中相手にできるか?』

『あのガキどもなら俺達5人いれば大丈夫ですよ』

『そうか。ならその2台の前に割り込んで止めちまえ。そいつらから佐久間と鈴の音のママと由美という女の子がどこ行ったか聞きだしてくれ』

『分かりました』

篠原は電話を切って中谷に兼子の指示を伝えた。

『よっしゃ、やるか。みんな前の車止めて奴等引きずり出して前を走ってた2台がどこ行ったか聞き出すぞ。あの2台には悪ガキどもが10人くらい乗ってるそうだ。ちょっと虐めてやろうぜ』

5人が気合いを入れたところで、中谷はアクセルをベタ踏みにして加速した。

トヨタアルファードは加速して、追いかけていた2台の前に出た。

『みんな捕まってろよ!急ブレーキかけるぞ』

中谷の言葉に4人は掴める所に手をかけた。

中谷は急ブレーキをかけて2台の前方を塞いだ。

中谷達5人は金属バットを手に持ち、車を降りて後ろの2台に駆け寄った。

前の車に中谷と篠原の2人。

後ろの車に3人が着いて乗っていた連中に降りるように言った。

『なんだよお前ら、俺達に喧嘩…あっ!』

『よう、悪ガキども。俺達が誰だか分かったようだな?』

『ヤクザが何の用だよ』

『降りろよ』

中谷が静かに言った。

『やなこった』

『無理矢理降ろされたいか?』

『降ろせるもんなら降ろしてみろよ』

中谷は運転手の髪を掴み力一杯外に引っ張った。

『降りるか?』

その時、後ろの車の方で乱闘が始まった。

『前にいた2台はどこ行ったか知ってるよな?』

中谷は到って静かに言った。

『知らねぇよ』

中谷は更に強く運転手の髪を引っ張って上下左右に揺らした。

『前にいた2台に大事な人が乗ってたんだけどよ…どこ行った?』

後ろの車の方は既に静かになっていた。

中谷は運転手の髪を思いきり引っ張った。

ごっそりと髪が抜けた。

『スキンヘッドにしてやろうか?それとも降りてくるか?』

運転手は頭を押さえながらドアを開けて降りてきた。

『始めっから素直に降りてりゃ禿げなかったのによ。こいつらの携帯没収。うちに銃を向けるような奴等だからな、神栄商事と一緒に潰してやらねぇとな』

後ろの車にいる組員はギャング連中の携帯とスマホを残らず回収した。

前の車に乗っている者達も素直に携帯とスマホを出した。

『お前とお前、一緒に来い。吉田のところに案内しろ。後ろの車も運転手と助手席の奴だけ連れてくぞ。他の奴は必要寝ぇから置いてくぞ』

中谷はギャング4人を自分達の車に乗せて走り出した。

そして走りながら車の中で吉田からの報酬で遠藤医院を襲ったこと、自分達は囮だったこと、報酬受け取りは⭕⭕市にある神栄商事の創庫だと分かった。

篠原はその事を兼子に伝えた。

その場所は、遠藤医院に戻るような形となり中谷達がいる⭕⭕市とは遠藤医院を挟んで全く逆方向だった。



その頃、須藤は琴音に電話をかけていた。

須藤の耳に聞こえてきたのは、琴音の怒ったような声と男の声だった。


琴音はバッグの中でマナーモードになっていた携帯が微かに震えているのが分かった。

後部座席に乗せられていた琴音と由美は、両手を前にして結束バンドで縛られていて、二列目と三列目に座らせられ男が一人ずつ着いていた。

横にいる男の目を盗み琴音はバッグに手を入れて着信ボタンだけを押して通話状態にした。

須藤という文字がディスプレイに表示されていた。

『勝手に動くんじゃねえよ!大人しくしてろ』

『ハンカチ取るくらいいいでしょ!大体アタシ達をどこに連れてくのよ!』

『黙ってろって言ってんだろ!ひっぱたくぞ!』

『ここ何処なのよ!こんな⭕⭕のホテル街に連れてきて何するつもり?絶対身体は許さないからね!』

琴音は須藤に聞こえるように大きな声で話した。

『安心しろ、あんたより後ろの姉ちゃんしか興味無いからよ。後2~3分で着くから黙ってろ!ギャーギャーうるせぇな』

男は琴音の頭を叩いた。

『痛い!何すんのよ!女に手を出すなんて最低な男だね』

『ママに何すんのよ!』

由美も怒りを露にした。


そんな琴音と男、そして由美の声を聞いていた須藤に怒りが込み上げてきた。

『⭕⭕ホテル街か…吉田の糞野郎…』

須藤は行ったことはなかったが、隣街にあると知っていた。

須藤の頭の中に加藤裕子が浮かび上がった。

『裕子…、同じ失敗なんかしねぇぞ…。俺にとっちゃ琴音は裕子と同じくらい大事な女なんだ』

須藤は痛みを堪えて起き上がった。

側に置いてあった包帯2本を腹にキツく巻いた。点滴の針をむしるように取り、側にあった血に染まった服を痛みを堪えて着込んだ。

携帯を耳に当てると車のドアを閉める音が聞こえ、シャッターを開けるような音が聞こえてきた。

『入れ』

『痛い!押さないでよ!全く加減も知らない人だね、あんたは!』

『暫くここに居てもらうからよ。大人しくしてろよ。叫んだって誰も来やしねぇからよ』

ドアが開く音が聞こえ、閉まる音もハッキリと須藤の耳に聞こえていた。

『お兄ちゃん!』

由美が叫んだ。

亮介は突き飛ばされて床に転がった。

ゴンゴンという音がして呻き声が微かに須藤の耳に聞こえた。

『亮介…待ってろ…』

腹の傷は包帯をぐるぐるとキツく巻いたことで、須藤は少しだけ痛みが軽くなった気がした。

歩こうとするとふらついたが歩けないことはなかった。

遠藤医師と看護師は部屋で休憩しているのだろう。

そう思った須藤は治療室のドアを開けた。

須藤に気が付いた新田興業の二人が須藤に駆け寄った。

『兄貴!何やってんですか!起きちゃだめですよ』

『お前らさ…⭕⭕にあるホテル街知ってるか?』

『知ってますけど…寝てなきゃだめですよ』

『今からそこ行くからよ。どっちか運転していってくれ』

『嫌です!傷口開いちゃいますよ!』

『ごちゃごちゃ言わねぇで連れていけ!』

須藤の声に気が付いた遠藤が休憩室から飛び出してきた。

『何してるんだよ、須藤さん!安静にしてないと傷口開くぞ』

『先生、治療ありがとうございました。佐久間と琴音ママ、それから由美のいる場所が分かったんです。俺が行かなきゃ…俺が助け出さなきゃ…琴音も由美も…裕子の二の舞になっちまう』

『そんな体で何ができるんだ!佐久間の血も琴音の血も無駄にするのか!』

遠藤医師は須藤を怒鳴り付けた。

『…琴音の血?』

『そうだ!琴音ママは、あんたと同じ血液型だって輸血をしてくれたんだよ!あんたのためにだ!そんな血を、また無駄に流すのか?』

遠藤は何としても行かせたくなかった。

『それなら尚更行かなきゃなんねぇ…先生、許してくれ。
また裕子のように大事なもんを失うようなことしたくねぇんだよ!
俺が守んなきゃいけねぇんだ!
じゃなきゃ俺に生きてる価値なんて無くなっちまう!
何もしねぇであんな苦しい思いするくらいなら、大事なもんを守って死ぬ方がましだ…
先生…すまねぇ』

須藤はそう言って歩き出して立ち止まった。

『ランクルのカギ何処にあるんだ?』

『渡せません』

新田興業の若い一人が言った。

『うん…分かった』

須藤は壁に手を着きながら歩き出した。

新田興業の若い二人は遠藤の顔を見た。

『ちょっと待ってろ』

遠藤は治療室に入ってすぐに出てきた。

『これを飲ませてやれ、強い鎮痛剤だ。あれだけの傷だから気休めくらいだろうがな。あいつに着いていてやってくれ』

新田興業の若い二人は遠藤に頭を下げ、須藤に駆け寄った。

遠藤は3人の後ろ姿を医師として、男として複雑な気持ちで見送るのだった。



続く。。。



どもです♪(*´∇`)ノ

男の意地を通す須藤。

亮介は大丈夫なのか…

兼子達は間に合うのか…

由美は?
琴音はどうなるのか…

吉田による良介の妹を拉致監禁事件が発端の一連の騒動。
佳境に入りました…
吉田の野郎…
どう成敗してやろうか…(。-`へ´-。)

ということで…
今回も最後まで読んでいただき
ありがとうございました♪

また来てね♪(@^^)/~~~



今回の選曲♪
【hal of me】cover

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妹…12 (短編ハードボイルド)


須藤と亮介が乗っていたランドクルーザーを見つけた吉田。

須藤と亮介に神栄商事を潰された報復の為、吉田は部下に片っ端から電話をかけて7人の部下が集まろうとしていた。

そんな吉田の動きを読んだ亮介は、須藤の舎弟である兼子にその事を話すと、兼子は新田興業の組員を遠藤医院に呼び寄せるのだった。


『兼子さん、俺が言ったことは推測でしかないんですけど…もし、吉田が来なかった場合…』

亮介はそこで言葉を濁らせた。

『そんなこと気にするな。
今ここに向かってるうちの連中も須藤の兄貴の為に来るようなもんだからさ。
うちの連中が来たら、俺は二人連れてランクルでその辺で乗り回してるから。
吉田が、もしランクルに食い付いたら埠頭まで引っ張っていくつもりだ。
この病院でも騒ぎは起こしたくないからな。
ここにはもしもの時の為に残りの組員残しておくから、お前は心配するな』

兼子の言葉に亮介は頭を下げた。


その頃、警察では刑事である黒田の拳銃を奪い黒田を撃った吉田の行方を追っていた。

黒田と吉田の関係は記者の伊丹によって、既に暴かれていた。

黒田は、吉田が銃を持っている可能性もあるので、防弾チョッキを着ていたため、吉田に撃たれたときは気を失っていただけだった。

黒田は吉田を呼び出して、自分との関係の口封じをするために吉田の殺害を企てていたことも黒田は自供したのだった。

新聞記者の伊丹によって暴かれた警察の不祥事は、警察上層部にも隠蔽は出来ないほどに証拠が揃っていた。



一方、警察は黒田の拳銃が奪われ、黒田警部補が撃たれたことで、吉田の行方を追いつめるべく、所々で検問が行われていた。

そんな中、吉田の部下達は検問を避けながら集まったのだった。

部下の中には元ギャングがいて、吉田の手引きで須藤と佐久間亮介を捕らえた者には300万の報酬が貰える、とギャング連中に伝えろ、という吉田の指示で、元ギャングの部下はギャング仲間にそれを伝えると、その話に報酬目当てで乗ってきたギャング仲間が13人加わり吉田の元へ集まるのだった。


『いいか、これから行く遠藤医院という所には須藤という男と佐久間良介という男がいるはずだ。佐久間の妹もここに居ると思う。3人の顔はお前分かるよな?』

吉田はそう言って部下の一人に顔を向けた。

『えぇ、3人とも顔は覚えてます』

『お前は?』

吉田はもう一人の部下に目を向けた。

『もちろん分かります。今度こそ、あの二人を取っ捕まえて半殺しにしてやりますよ』

二人は須藤と良介に対して強い恨みを抱いていた。

『じゃあ、お前ら二人にあと二人着いて3人を探せ。運転手は車で待機。残りは俺と行動しろ』

吉田は自分の部下達に言ってから、ギャングの連中を見た。

『お前らも運転手は車に残して、奴等が持ってる800万を捜しだせ。
そこからお前らの報酬300払うから隈無く捜してくれ。
他に金目のものがあったら奪っちまえ。
それもお前らの報酬だ』

ギャングの連中はそれぞれ顔を見合わせてニヤリと笑い頷いた。

『よし、じゃあ行くぞ』

それぞれが4台のワゴン車に乗りこんだ。

吉田は黒田の車を棄て、部下のワゴン車に乗り、吉田が乗った車を先頭に遠藤医院へと向かうのだった。



遠藤医院では、兼子が新田興業の組員を待っていた。

兼子は遠藤医院に向かっている組員に電話をかけた。

『おぅ、俺だ。後どれくらいで着く?』

「あと15分くらいです」

『わかった』

兼子は電話を切り良介に組員が着く時間を伝えた。

『じゃあ良介。そう言うことだから、俺ランクルに乗って俺の舎弟達が来るまで待ってるよ。ランクルの鍵貸してくれ』

『俺、持ってないです』

ポケットに手を入れて探したが亮介は持っていなかった。

『あっ、悪りぃ。俺が持ってた。さっき俺が駐車場に入れたんだった』

そう言って兼子は自分の上着のポケットからランドクルーザーの鍵を手にとり外へ出ていった。

院内では、琴音と由美が待合室で話をしていて、亮介は立ち眩みがするので、待合室の長椅子に寝転んでいた。

須藤は麻酔から覚めかけていたのだった。



それから5分経った頃。

遠藤医院の前に4台のワゴン車が止まり、ぞろぞろと男達が降り立った。

街灯に映る顔は兼子にも見覚えのある連中だった。

『チッ、めんどくせぇ奴等だな』

それを見ていた兼子は呟きながら助手席に置いてあったバットを手に取り、ランドクルーザーから降りた。

『おいおいこら、ギャング小僧が揃って夜にみんなで仲良くピクニックか?』

兼子の存在に気付くと、ギャング連中は敵意を剥き出すと同時に一歩引くのだった。

それもそのはずで、ギャング連中の薬の売買を尽く邪魔をしている新田興業の幹部、兼子だからだ。

『お前らここに何しに来た…』

兼子は一歩二歩と前に出た。

兼子に怯む者もいれば敵意を向けてくるの者もいた。

『何でおっさんがここに居るんだ?』

『いちゃ悪いか?』

兼子は更に二歩ギャング連中に詰め寄った。

『誰だあいつ』

吉田が怪訝な目で兼子を見た。

『新田工業の兼子って野郎です』

側にいた吉田の部下が耳打ちした。

『薬の売買を邪魔してる奴等か…。奴の事はあいつらに任せとこう。俺達が金を見つければ奴等に報酬渡さなくてもいいしな』

『いや、そんなことしたらあいつらも黙ってないですよ?』

『ばか、冗談だよ。とにかく中に入って須藤と佐久間取っ捕まえようぜ』

そう言って吉田が遠藤医院の入り口へ行こうとしたとき、兼子が吉田を呼び止めた。

『おっと、そこの兄さん。中に入るんじゃねぇぞ』

兼子がつかつかと吉田に近付いた。

『あんたに用はねぇんだ。横から口出すんじゃねぇよクズ』

吉田が兼子を睨み付けた。

『礼儀の知らねぇ野郎だな。この不良少年達を連れて歩いてるとこ見ると、あんたら神栄商事の者か?』

『だったら何だよおっさん。じじいは家に帰って早く寝ろよ』

吉田の部下の一人が言うと、皆が笑いだした。

『神栄商事の吉田ってチンケな野郎ここに居るのかな?』

兼子は吉田に顔を近づけて言った。

『チンケとはご挨拶だな』

吉田が拳銃を抜いて兼子の腹に突き付けた。

『おー、やっぱりあんたがチンケな吉田か。そんなオモチャ何処で手に入れたんだよ。危ねぇぞ?』

その時、外のざわつきに気付いた由美がドアを開けて、外に顔を出した。

一斉に皆が遠藤医院の入り口を見た。

『あの女を捕まえろ!』

吉田の声と同時に兼子も叫んだ。

『ドアを閉めろ!』

由美は慌ててドアを閉めて鍵をかけた。

その音で目が覚めた亮介は、寝転んでいた体を起こした。

突然起き上がった良介に激しい目眩が襲うのだった。




続く。。。


どもです♪(*´∇`)ノ

一昨日辺りから咳が止まらない
美香ちゃんどす😷
しかも頭痛が酷い…((〃´д`〃))
熱が出たらヤバイな…と思うこの頃😃💦

ということで…
更新遅くなりました(´ε`;)ゞ

予想外に早く来ちゃった吉田くん(^^;

兼子は一人で守りきれるのか…

由美と琴音もピンチ。

兼子さん、仲間が来るまで踏ん張って!

意地でも立ち上がれ良介!

てことで…

次回は早めに更新できるよう頑張ります♪

今日も最後までお付き合い
ありがとうございました♪

また来てね♪(@^^)/~~~



今回の選曲♪
【戦士の休息】町田義人


いつも応援ありがとうございます♪
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宜しくお願いします♪:*(〃∇〃人)*:

テーマ : ハードボイルド
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一年越しに実る恋…


冬の季節に出会った恋だから

日だまりの中を歩くように

あなたの温もりを感じていたい


あなたは猫を抱くように

私は冬の日差しを浴びるように

いつも側にある温もりであればいい


冬に花を開き実を付け

日を追うごとに色を変え

少しずつ熟してゆき

一年後の冬の日に

完熟した赤い実を付けるいちごの木のように

豊かに実る愛になればいい…





短歌

冬の日に赤く火照りし頬染めて触れ合う指にいちごの木ノ実

君の手に絡めし指は一房の実り繋がるいちごの木ノ実


俳句

一年の恋路の果てやいちごの木




どもです♪(*´∇`)ノ

お久しぶりの花の詩花言葉のお時間ですぅ~♪

今回のお題は【いちごの木(イチゴノキ)】であります♪

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photo AC

【花言葉】
(あなただけを愛します)(後が楽しみ)
(節約)


いちごの木は、イチゴのような実がつくことから名づけられました。
ツツジ科の常緑の低木だそうです。
晩秋から12月の冬に白い花が開花します。
花は、ドウダンツツジやブルーベリーの花に似ているようで、小さくて白い壺型の花が開きます。

冬に咲いた、いちごの木の花が実になるのは翌年の秋になります。
一年越しの実りですね♪
そのため、花と実を同時に見ることができる珍しい花木だそうです♪
今が見頃なのでしょうか(*^^*)

実は食べられることは食べられるようですが、あまり美味しいとは言えない味だとか(^^;
皮が固くて中身はマンゴーのような味が微かにするようです。
ほぼ観賞用なのでしょう♪
実は小さく可愛いですからね(*^^*)

今回は、いちごの木の花言葉で詩を書いてみました♪

一年越しで熟す恋♪
恋が熟せば深い愛に変わっていくのだと思います。
これは確かに、後が楽しみという花言葉も頷ける?かな?


いちごの木の誕生花としては…
12月23日であります(*^^*)b

花言葉の(あなただけを愛します)と言うことから、愛しい人に贈るのは良い花ですね💕

それではこのへんで♪

今回も最後までお付き合い
ありがとうございました♪

また来てね♪(@^^)/~~~

今回の選曲♪
【マイ・ラグジュアリー・ナイト】
しばたはつみ


次回の更新はハードボイルド小説【妹…】です♪

では、良い休日を♪

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テーマ : 詩・ことば
ジャンル : 小説・文学

風に想いを乗せて…


少し強い風が部屋を通り抜けた

髪を乱し頬に触れる風は

愛しい人の手のように心地好く

見えない風は

あの人の心のように私に触れ

あの人を想う私の気持ちも

見えないけど確かにここにある

見えない想いを見えない風に乗せて

届けあなたに

私の愛しいこの想い…



短歌

心地好い風の愛撫に目を瞑り二つの山に優しく吹いて

不意に鳴る夜の電話に耳を当て愛しき声は開くドアから


俳句

昼開けて夜は窓閉じ冬浅し

こっちの方がいいかな…
でも、まだ他の言葉の使いかたありそう…
また変わるかもしれません(^^;

昼夜と窓の開け閉め冬浅し

寒暑にて窓の開閉冬浅し

いまいち…(^^;

更に詠んでみる…

半袖も夜は震えて冬浅し

これだと季語が重なる…

詩的表現…うーん…
イメージが湧いてきたような…(^^;

思い付くままに詠んでみる…

沈む陽にお茶も恋しや冬浅し

ん~…まだまだ…
更に詠む…

冬浅き猫の寝姿伸び縮み

これいいかな?(^^;







どもです♪(*´∇`)ノ

今日の横浜は曇ったり晴れたり。
部屋の温度は25度(^^;
風がなかったら暑いくらい。

空は夏色の薄い水色。
今の時期、やっぱり抜けるような深い群青色が似合う。

というか、深い群青色の空が恋しいです。


2000年シドニー五輪柔道男子100キロ超級銀メダリストの篠原信一さん(47)が、このほど絵本作家デビューを果たしましたね。
幼児向けの絵本で、タイトルは「ニコのおくりもの」が11日に報知新聞社出版部から発売されたそうです。

リンクはこちら♪
⬇⬇⬇⬇
【篠原信一さん、絵本作家になる】

いいですね♪
ワタクシ、絵は描けませんが、お話を書くのは好きです。
童話を書くのも楽しいですからね♪
二作ほどブログで書いています。

今は、人間になった猫を中断して、ハードボイルド小説を書いていますが、両方とも早く仕上げたいと思っています。

そして、密かにシナリオをテレビに売り込んでみようと考えています。

テレビに売り込むには、何処にも公開していないのが条件なので、新しくストーリーを考えて公開しないものを書き上げなければなりません。
パソコン無しの私が、スマホとタブレットだけでどこまでできるか…(^^;

まだまだ先の事ですが、頑張ってみたいと思います(*^-^)

では、このへんで♪

今回も最後までお付き合い
ありがとうございました♪

また来てね♪(@^^)/~~~


今回の選曲♪
【思いがかさなるその前に】平井堅

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かごの鳥…


ぼやけた空を見上げて
ため息をついた

鳥かごの中にいる鳥のように…

自由に飛べなくなった鳥のように…

ただ空を見つめ歌を口ずさむ


雲に乗る夢を見れば
街を見下ろし

空を飛ぶ夢を見れば
天を仰ぎ

ペガサスに乗る夢を見れば
月から地球を見下ろし…


楽しくもある夢は
目覚めればかごの鳥…

引き戻される現実が
今の私を呼び戻す

美味しくもない薬を飲み
体を支える杖を持ち
壊れゆく私はかごの鳥

小さな幸せを窓に閉じ込め
今日もぼやけた空を見る…




短歌

部屋篭り窓から外を眺めれば猫の気持ちと重なる我が身

空仰ぎ夢に帰りしこの思い瞳閉じてもただ虚しくて



俳句

僅かなる暦当てない小春かな

オグリン♪先生による手直しの御手本♪

僅(はつ)かなる暦当てなき小春かな

ありがとうございます。



どもです♪(*´∇`)ノ

十一月とは思えない暖かさ。

ワタクシとしては、寒い十一月であってほしいのであります。

木枯らし吹いて枯れ葉が舞い、指先が冷たくなるような十一月であってほしいのですが…

これも異常気象なのでしょうか😃💦

空は暖められた空気が埃を舞い上げ、夏のようにぼやけた一日。

楽しみな真っ青な空も見えずに、病気で外に出られない気持ちが更に落ち込むのであります😖⤵

この四角い鳥かごのような部屋に閉じ籠っていると、部屋から出られず、窓から外を眺めている愛猫の気持ちも解る気がします(^^;


冒頭の詩で夢を取り上げていますが…

ワタクシ、薬を飲むととても眠くなります。

木曜日は何時もより多い薬を飲むのですが、とても眠くなります。

さっき見た夢はとても怖い夢でした。
((( ;゚Д゚)))

知らない人(男女)二人が訪ねてきて、私に何かを返せ、と言っていたように思います。

玄関を閉めて断る私に、玄関を壊そうとして中に入ろうとしていました。

少し壊れた玄関から手を伸ばして私を捕まえようとするのです。

そして入れないと分かると、私に誰々を殺してこい、そうすれば許してやる、みたいな事を言っていました。

その二人が次第に人間ではない、悪魔のような…幽霊のように変わっていきました。
~~~~~(m--)m😃💦

そして私に何かを持たせて『すぐに行って殺してこい、じゃないとお前の体を切り刻んでやるからな』と…(;∀; )イヤデス

仕方なくその場所へ向かう私。

そこまで行く道は、まだ私が元気で仕事をしているときの通勤路でした。

このまま逃げようと思い脇道に入ったりすると、その悪魔のような幽霊のような二人が遠くから何かを持って物凄い早さで向かってくるのです。これはマジで怖かったΣ(゚Д゚ υ)

逃げだした私は転んで目が覚めました…。

もうね…悪夢と言っていいと思います(>_<)

やけにリアル感があったのです。

マジで怖かった夢でした(´ー`A;)

起きたら汗かいてましたもん…

夢とはいえ二度と見たくない夢です。

なんでこんな夢を見たのか…

自己分析でも謎であります
(`;ω;´)ニドトデテクンナヨ!

今度、もしも奴等が出てきたらファブリーズを吹き掛けてみようと思います
ほれほれ♪( ・∀・)r鹵~<≪巛;゚Д゚)ノ



ではこのへんで♪

今回も最後までお付き合い
ありがとうございました♪

また来てね♪(@^^)/~~~

今回の選曲♪
なんとなく選曲♪
【この世の果てまで】スキータ・デイビス

面白動画
【【MAD】もしもホラー映画の殺人鬼たちが必殺仕事人だったら】という動画♪殺人鬼が仕事人に見えて怖さ半減(笑)♪

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妹…11 (短編ハードボイルド)


神崎の電話を使った由美からの通話で、携帯会社へ盗難と告げ、発信地の特定を問い合わせた吉田は、由美の居る場所をある程度突き止めたのだった。

大雑把な発信地のエリアへと向かう吉田。

30分程で、吉田は由美が神崎の電話を使ったエリアに入った。

『この辺りの何処かにいるはずだな…』

吉田は、由美が見つかるとは思っていなかったが、由美が神崎の携帯を使ったエリアを当てもなく車で走り回っていた。

そして吉田は、見覚えのある車を見付けたのだった。

『あれ?このランドクルーザー…。ナンバーも間違いねぇ』

見覚えのあるランドクルーザーで、何となく覚えていたレンタカーナンバー。

『奴等ここにいるのか?』

吉田は遠藤医院の建物を見上げた。

そして少し離れた場所へ車を移動させて携帯を取り出し、自分の部下たちに片っ端から電話をかけた。

繋がったのは10人だけだった。

その10人を、須藤と亮介への報復として、吉田がいる場所へ呼び寄せようとしたが、吉田の話に乗ってきたのは7人だけだった。

たった二人に30人もやられたことで、比較的軽傷の7人は須藤と亮介に対して、復讐への闘志を燃やしながら吉田の居る場所へと向かっていた。



一方遠藤医院では、亮介が少し赤みを取り戻した顔で自分が持っていた神崎のバッグを探していた。

『おっ、少し元気になったのか?』

治療室の隣にある診察室で寝ていた亮介が待合室に入ってきてキョロキョロしているのを見て、待合室にいた兼子が声をかけた。

『はい、少し気分よくなりました』

そう言ってバッグを探し部屋を見回す亮介。

『どうした?何か探してるのか?』

『えぇ、バッグと上着置いてありませんでした?』

『あぁ、亮介の荷物なら由美ちゃんが持っていったぞ』

兼子は、そう言って天井を指差した。

『そうですか。ちょっと2階に行ってきます』

『うん』

兼子に頭を下げて、既に外は暗くなっていて、亮介は2階へ繋がる薄暗い階段の電気を着けて上がっていった。

2階に上がると廊下は明るく、4部屋ある病室の一つに灯りが着いていた。

亮介は灯りの着いた部屋のドアをノックした。

『はい』

由美の声が聞こえた。

『由美、入っていいか?』

『お兄ちゃんか。入っていいよ』

ドアを開けて部屋に入る亮介。

『どうだ?体の具合は』

『うん、少し気分はいいよ。先生のお陰で薬が欲しくなっても我慢できるようになってきた』

『そうか、良かった。もう少しここで頑張っててくれよ』

血色を取り戻してきた亮介の顔は、優しい兄の笑顔になった。

『その血、須藤さんの血なの?』

亮介の服の所々に付いている血を見て由美が言った。

『あぁ、そうだ。でも、須藤さんももう大丈夫だよ。切れたとこ縫ったからな。出血も止まったよ』

『何であんな酷い怪我したの?お兄ちゃんも痣だらけだし…吉田が関係してるんでしょ?』

『まあな…吉田から由美の慰謝料と、鈴の音の修理代をくれるって言うから貰ってきたんだ』

『あのお金がそうなんだ…』

『中見たのか…。そうだ、お前に300万、鈴の音の修理代が500万ある。琴音ママにも500万渡したいからさ…。バッグ何処にある?』

『此処にあるよ』

由美はベッド脇の小さな机の下からバッグを取り出した。

『アタシ、吉田に復讐してやろうと思って吉田に電話したよ。本気で殺してやろうと思った』

何処から持ち出したのか、由美は手術用のメスを亮介に見せた。

『バカなこと考えるな!吉田は今、刑事を撃って逃げてるんだぞ!絶対奴に近付くな!あいつの事は俺と須藤さんに任せとけ。分かったか?』

『須藤さん、あんな怪我してるのに…あっ、それで兼子さんが来てるの?須藤さんの代わりなの?』

『そんなとこだ。須藤さんは自分が動けなくなったから、後の事を兼子さんと俺に任せたんだよ』

『まだ何かやるつもりなの?お兄ちゃんも怪我するかも知れないじゃん!もう辞めて?お金も貰ったんだからもういいじゃん』

『そうもいかないんだ。吉田に撃たれた刑事も金で動く悪党なんだ。
金さえ貰えれば吉田のような奴に平気で拳銃を横流しするような刑事だからな。
今、須藤さんの知り合いの新聞社と協力して、刑事と吉田の繋がりを警察が隠蔽しないように証拠を集めてるんだ。
途中で投げ出すわけにはいかないんだよ』

そう言って亮介はバッグから300万を取り出し、由美に渡した。

『俺が由美を助けた時、神栄商事の奴等ぼこぼこにしたろ?』

『うん』

『あの事件で、俺は指名手配になってるんだ。
そして俺は妹をこんなにした吉田が許せなかった。
須藤さんも神栄商事の連中が鈴の音をメチャクチャにしてママに怪我をさせた事が許せなかった。
吉田を取っ捕まえて、吉田から由美の慰謝料と鈴の音の店の修理代を貰ったんだ。
逃げた吉田を捕まえてその後、俺と須藤さんは自首するつもりだよ。須藤さんと二人で神栄商事の事件を起こしたんだからな』

『そんなの嫌だよ…アタシのせいでお兄ちゃんが警察行くなんて…嫌だよ…』

『由美のせいなんかじゃない。全て吉田が悪いんだ。俺と須藤さんを怒らせた吉田が全て悪い。奴も一緒に警察に連れていかないと俺も安心して警察に行けないからな』

そこまで言って、亮介は神埼の携帯の電源が入っていることに気がついた。

『あれ?電源が…、あっ、さっき吉田に電話したって言ってたよな?この携帯で電話したのか?』

『う、うん…いけなかった?』

『俺のスマホで電話したのなら問題ないけど、この電話、神栄商事の奴の電話なんだ。
吉田は俺と須藤さんを探しているはずだからな。
神栄商事の携帯だと、携帯会社に問い合わせれば大体の場所が分かっちまうんだ…。
不味いな…』

『ごめんね、余計なことしちゃって…』

『仕方ないさ、由美も吉田が憎いんだろ?復讐したかったんだろ?後は俺に任せとけ。もしも警察が来たら金の事は絶対に口にするなよ』

『分かった』

『うん、じゃあ下に行って兼子さんに話してくる』

そう言って、亮介は部屋を出て一階にいる兼子の所へ行った。

『兼子さん、もしかしたら近くに吉田が居るかも知れないです』

『何でわかるんだ?』

亮介は由美が神栄商事の携帯を使って吉田に電話したこと、それで大体の発信場所が分かってしまうことを兼子に話した。

『なるほど、そんなことが出来るのか。どのみち、奴一人だけだろ?』

『分かりません。俺と須藤さんでぶちのめした神栄商事の奴等とは別に、他にも居ますからね。それに吉田は拳銃を持ってるから油断ならないです』

『そうか…。この病院は警察には知られたくないしな。
さっき帰したうちの若い奴等呼び戻すよ。
まだそんなに時間経ってないしな。
吉田は亮介と兄貴が乗ってきたのランドクルーザーのこと知ってるのか?』

『知ってるはずです』

『うちの若い衆が戻ったらランクル運転させて囮に使おうぜ。
この病院から奴等を遠ざけないとな。
俺も一緒に乗って人気の無い場所に誘い出して吉田の野郎とっちめて連れて来るからさ。
この病院の周りにはうちの若い奴等数人見張りに着けておくから心配するな』

そう言って、兼子は輸血で来ていた3人と元々いた二人を呼び戻した。

更に新田興業へ電話して数人の組員を呼び寄せるのだった。

兼子と共に竜神会にいた者達が、須藤の兄貴の為なら、と10人来ることになった。

新田興業社長の新田竜二も、決して遠藤医院には迷惑をかけないようにと言って、快く了承してくれたのだった。


その頃、吉田の元へ7人の部下が集まりつつあった。



つづく。。。



どもです♪(*´∇`)ノ

今回は少々短めな文章にしました。

本当は、新田興業VS神栄商事の乱闘を書こうと思っていましたが、またもや長文になる可能性があったので次回に回します。
ちょっと目がお疲れ気味なところもあるので😃💦

兼子の囮作戦は上手くいくのか…。

吉田と神栄商事の連中が遠藤医院に来るのと、新田興業の組員が遠藤医院に来るのは、どちらが早いのか…。

次回もお付き合いいただきたく
お願い致します♪

今回も読んでくださりありがとうございました♪

また来てね(@^^)/~~~

今回の選曲♪

【兄弟仁義】北島三郎
須藤と兼子の関係を重て下されば
嬉しいです♪

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恋愛小説のように…


暮れ行く秋の夕暮れ

開け放った窓から忍び込む風と

傾く西陽は部屋を柿色に染めた


風は記憶のページをめくり

西陽が栞を挟んだページを開き

自分で書いた恋愛小説を読み返す…



秋の夕陽で染まる彼の部屋で

柿の味がした初めての口付け…


本気で恋をした6年の

エピローグまで書かれた私の恋愛小説は

時々こうして秋の夕暮れに読み返す…



今は…

新しい恋愛小説を書きながら

不透明なプロローグの書かれた物語を

真冬の一月に読み返している…


少しずつページが増えていき

栞を挟みながら読む

今も書き続ける恋愛小説第2章…


エピローグまで書きたくない物語…


自分で書けなくなる時が来るまで

終わらせたくない…



美香。。。



短歌

想い出の色に絡めて懐かしむ胸を焦がした恋は柿色

ちょっと変えてみました。
下の方が少しは良いかな…

初恋の想い出染めし柿色の西陽が包むベッドを見つめ


今の恋小説として書くならばプロットの無い推理小説



俳句

部屋染める初恋の色暮れる秋

こちらはご教示頂いたまま
変えました。

唇を奪えば鶴瓶落としかな

釣瓶落しで季節も感じられて情景が浮かんできます。
流石です♪
ご教示頂きありがとうございました♪




どもです♪(*´∇`)ノ

昨日はぽかぽか陽気の一日でした♪

お昼頃から窓を開けたまま過ごしていました。

午後…陽が傾いてきた三時過ぎ。

西陽が部屋を柿色に染め上げました♪

心地好い秋風は部屋を通り抜け

柿色に染まった部屋は、私の初恋の想い出のスイッチを入れたのでした♪

私の恋は特別難しく…

同性に想いを打ち明ければ、嫌われるか気持ち悪いと思われるのがオチ。

それでも想いは募り、言わずにいるのは辛すぎるし耐えられない。

殴られるのを覚悟に彼の唇を強引に奪ったのであります😃💦

それが吉と出まして、その後6年の交際が続きましたが、始まりがあれば終わりがあるように、秋に始まった恋は6年後の春に終わりました。

そして、初恋の終わりから数年経った今、6年前の冬、一月に今のパートナーと知り合い現在に至ります♪

二度目の本気の恋…

プロローグの書けない物語。

エピローグは書きたくない…

プロットの書けない小説は現在進行形…💕



ということで(*^^*)b

今回はこの辺で♪

最後までお付き合い
ありがとうございました♪

今日は憂鬱な月曜日ですが
良い一日をお過ごしくださいね♪

次回の更新はハードボイルド小説
【妹…】の続きです♪


今回の選曲♪
【セカンド・ラブ】中森明菜
6年も付き合って今更だけどね😃💦
出会った頃を忘れないようにしたいです♪

いつも応援ありがとうございます♪
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妹…10 (短編ハードボイルド)


亮介は須藤をランドクルーザーの助手席に乗せて、遠藤医院へと向かっていた。

亮介は、運転しながら腹部を押さえていた須藤の手が腹から力無く剥がれ落ちるように、静かにずり落ちるのを見るのだった。

『須藤さん?』

動かない須藤。

須藤の腹部と右手は血で染まっていた。

『須藤さん!寝ちゃダメだ!須藤さん!』

やはり動かない須藤。

『起きろよおっさん!寝てんじゃねぇよ!勝手にくたばったら許さねぇぞ!俺と一緒に自首するんじゃなかったのかよ!ママに金渡すんだろ!起きてくれよおっさん!』

亮介は叫んだ。

『…だ…誰が…お、おっさん…だっ…て…?』

須藤の声を聞いて、込み上げて来るものをグッと堪える亮介。

『良かった…。俺から見たら…須藤さんは十分なおっさんじゃねぇかよ』

亮介は、そう言って鼻をすすり須藤から少しだけ顔を背けて右手で目を擦った。

『な、なんだ…亮介…。お前…ま、まさ…か…な、泣いてるんじゃ…ねえ…だろう…な』

『あ、あくびしただけっすよ。おっさんに涙なんか流すわけないじゃないっすか』

しかし、亮介の言葉とは裏腹に、須藤が無事だったことで安心した感情を抑える事ができなかった。

『あー、そ、そう…かよ…わ、わる…かった…な』

須藤は、そう言って「ふっ」と笑った。

そして須藤は、ポケットから辛そうに携帯を取出し電話をかけるのだった。

3コールで繋がった。

「兄貴!」

『…よう、博之』

「兄貴、ギャング連中の発砲の事、教えてくれて助かりました。お陰で怪我人も出ずに済みました」

『うん、良かった…』

「兄貴に連絡したかったんですが、警察にあること無いこと事情聞かれちゃって…挨拶が遅れて申し訳ないです」

『い、いい…んだ。それよりよ…』

須藤は腹部の痛みで言葉を詰まらせた。

「兄貴?どうしたんです?体調子悪いんですか?」

『い、いや…大丈夫だ…そ、それよりよ…これから…遠藤先生のと…所に…来てくんねぇか?たの…頼み…があるんだ』

「遠藤医院ですね?…まさか、兄貴怪我してるんですか?」

『そ、そんなと…とこ…ろだ…』

『ちょっと兄貴!冗談やめてくれよ。俺の中で兄貴は不死身の竜なんだからさぁ。竜神会に居たとき一緒に殴り込みかけて、20人相手に兄貴は無傷だったじゃないですか。本当に怪我してるのか?兄貴?』

『博之…ご、ごちゃごちゃ…言ってねぇで…す、すぐ遠藤先生の…所に来て…くれ』

電話は一方的に須藤が切った。

現在、新田興業の幹部である兼子博之は、15年前須藤の舎弟として竜神会にいた。

兼子博之は、須藤の竜の彫物に憧れ、自分は背中に虎の彫物を彫っていた。

竜神会、先代の組長が義理人情を重んじる、現在の暴力団と言われる組織とは一線を画す、古いしきたりを貫く組織で薬物などは御法度だった。

そんな竜神会も組長が代わり、薬物に手を出すようになり先代の意思を次ぐものは竜神会を抜けて、竜神会先代と同じ考えを持つ新田興業へと移っていった。

須藤はその時にヤクザから足を洗ったのだった。

須藤が竜神会に居たときの舎弟だった兼子博之。

現在は新田興業の幹部であるが、須藤に対しては何時までも舎弟でいたいと思っている兼子博之。

男心に男が惚れた、という歌のように兼子にとって須藤は今でも尊敬に値する兄貴分だった。

『おやっさん。須藤の兄貴がどうやら大怪我したそうです。ちょっと遠藤先生の所に行ってきていいですか?なんか俺に頼みたいことがあるらしくて…』

兼子は組長であり新田興業の社長である新田竜二に須藤からの電話の事を話すのだった。

『須藤が大怪我?遠藤先生の所に行くとなると警察には言えない事情でもあるんだろう…。
博之、誰か二人連れていけ。
お前もまだギャング連中に狙われてるかも知れんからな。
何か事情がありそうだから行ってこい。
何なら俺も手を貸すと言っておいてくれ…』

『親父さん、ありがとうございます』

兼子博之は組員二人を連れて遠藤医院へと向かった。





30分程で兼子は遠藤医院に着いた。

組員二人を車に残して、兼子は一人で「本日休診」と札の掛かった遠藤医院の入り口を入っていった。

『先生。遠藤先生、新田興業の兼子です』

兼子は院内に入り声をかけた。

『おぉ、どうした兼子』

兼子は、診察室から顔を出した遠藤に対して丁寧に頭を下げた。

『先生、須藤の兄貴から此処へ来てくれって言われたんですが…兄貴大怪我してるんですか?』

『あぁ…お前さんだから言うけど派手に喧嘩したそうだ。須藤ともう一人のたった二人で、30人くらい蹴散らしたそうだ。その時の傷が…どうやら悪化したらしい』

『30人相手に?須藤の兄貴ともう一人って誰ですか?』

『もうすぐここに来るはずだから分かるよ』

『…分かりました』

それから10分程経った時、亮介が遠藤医院に飛び込んできた。

『先生!遠藤先生!須藤さん連れてきました。歩けそうもないので手を貸してください』

亮介は待合室の椅子に座っていた兼子が立ち上がった所で兼子と目が合った。

『おい、兼子。手を貸してやってくれ。そのまま診察室へ頼む』

遠藤の言葉で外に飛び出した兼子は、大きな車体のランドクルーザーに目が留まった。

助手席に座っている須藤の顔を見た兼子は、ランドクルーザーに駆け寄り助手席を開けた。

血だらけの須藤を見た兼子は離れた所に止まっている車の中の組員二人を手招きで呼んだ。

『兄貴!どうしたんだよ、この酷い怪我』

兼子は信じられない、という顔で須藤を視ていた。

『須藤さん運ぶの手伝ってください』

亮介が兼子の隣に来た。

『大丈夫だ。俺とあと二人居るから。あんたは休んでてくれ』

兼子は少し離れた所に止まっている車に乗っている組員に手招きをした。

車を降りて兼子の所に来た新田興業の二人は亮介をチラッと見て軽く会釈をした。

兼子と三人で須藤を車から降ろし診察室へと運んだ。

数分して、三人は診察室から出てきて、兼子は二人に車に戻って待つように言った。

待合室には亮介と兼子だけになった。

『須藤の兄貴を助けてくれてありがとう…』

兼子は亮介に深く頭を下げた。

『いえ、ここ数日、須藤さんとはずっと一緒でしたから…』

兼子は顔を上げて亮介を見た。

顔に幾つも痣を作っていた亮介を見て、兄貴と一緒に30人を相手にしたもう一人?と思った兼子は、須藤の怪我の原因を聞くのだった。

『俺は新田興業の兼子という者だけど…あんたは?』

『俺は佐久間亮介です。ちょっとした切っ掛けで須藤さんと一緒に行動してました』

『そうか…。須藤の兄貴は何であんな大怪我したんだ?教えてくれるか?』

『はい。須藤さんから兼子さんに、全て…洗いざらい話してくれ、と言われています』

『そうか…。なら全部教えてほしい』

亮介には、兼子という男が何処か須藤に似ている所があるような気がした。

そんな兼子に、亮介は神栄商事の吉田に妹が拉致されて薬漬けにされオモチャにされたこと。
神栄商事を襲撃して妹を取り返したこと。
スナック鈴の音で神栄商事の吉田が店で暴れて須藤さんにぼこぼこにされたこと。
その逆恨みで神栄商事の奴等が、鈴の音をメチャクチャにしたこと。
店のママが怪我をしたことで吉田は須藤の怒りを買って、亮介は妹をボロボロにした吉田への恨みで、二人で神栄商事を襲撃したこと。
その時の傷が悪化した、と兼子に告げた。
そして、神栄商事の吉田と警察の黒田警部補との銃の横流しの事実を掴んで、新聞社と一緒に警察の不祥事を警察が隠蔽しないように、世間に広めようとしている、と兼子に説明した。

『神栄商事の吉田は、黒田警部補の銃を奪って黒田を撃って逃走しました』

『そうか…佐久間、あんたすげぇことに足突っ込んでるんだな』

『下の名前、亮介でいいですよ。須藤さんにも亮介って呼ばれてましたから。
それで須藤さんは、自分はもう動けないから兼子さんと組んで吉田を追い詰めてくれって言っていました』

『そうか…面白そうだな。で、俺はどうすればいいんだ?』

『黒田と吉田の繋がりの証拠は押さえましたから、吉田を捕まえて、警察との繋がりを世間に広めるだけです。この事が終わったら、俺と須藤さんは自首するつもりでいます。俺も須藤さんも警察に追われているので…』

『マジかよ…兄貴も納得してるのか?』

『えぇ、須藤さんから言い出した事です。どうせ捕まるなら吉田を道連れに警察の不祥事を暴いてやろうという事です』

『なるほどな…兄貴らしいや。あんたも…あ~、亮介って呼んでいいのか?』

『はい。兼子さんも須藤さんに何処と無く雰囲気似てるから俺としても亮介って呼ばれる方が自然でいいです』

『わかった。俺の尊敬する兄貴に似てるなんて嬉しいこと言ってくれるじゃん』

『それで須藤さんから兼子さんに渡してくれと頼まれています』

そう言って、亮介は神崎のバッグから二百万円を出して兼子に渡そうとした。

『なにこれ?』

『須藤さんが兼子さんに渡して、この金で動いてくれって言ってました』

『要らねぇよ。俺は受け取らん。それに俺は金で動く男じゃねえからさ。しまっといてくれ』

明らかに兼子の顔が不機嫌になったのを亮介は感じ取った。

『分かりました。何か必要になった時、言ってください』

『あぁ…』

その時、二階から亮介の妹、由美が降りてきた。

『お兄ちゃん…』

『由美…少しは体良くなったか?』

『うん…先生のお陰でね…』

『妹さんか?…あれ?』

兼子は由美を見て指を指した。

『はい、妹の由美です』

『あれ?あれ?何処かで会ったような…』

兼子は由美を見て記憶を引きずり出そうとしていた。

『あっ、須藤さんとお店に来たことありますよね?鈴の音に…』

『あー、思い出した!由美ちゃん!そうそう由美ちゃんだ』

兼子は手を叩いて由美を指差した。

『由美、兼子さん知ってたのか?』

『うん、須藤さんと一緒に来ていたの覚えてる。お客さんの顔はけっこう覚えてるから。
須藤さんは一緒じゃないんですか?須藤さんのこと兄貴~って呼んでましたよね?』

由美は悪戯っぽく笑った。

しかし、亮介も兼子も沈んだ顔になった。

『えっ?どうしたんですか?』

由美はキョトンとした顔を二人に見せた。

『実はさ…須藤さん大怪我して…』

亮介が由美に話している途中で、遠藤が診察室から出てきた。

『A型の血液型居るか?あっ、由美ちゃん、寝てなきゃ駄目だろ…』

『俺A型です。輸血なら俺の血を使ってください』

亮介は上着を脱いで待合い室の長椅子に置いて腕捲りをした。

『けっこう抜くけど大丈夫か?』

遠藤は亮介に確かめるように聞いた。

『大丈夫です』

『かなり内出血が多くて足りるかどうか分からんが…』

『俺はB型だしな…。外で待たせてる奴等に聞いてきます』

兼子はそう言って外に出ていった。

『ねぇ…お兄ちゃん。どういうこと?須藤さんに何かあったの?』

『由美ちゃんは、自分の体を元に戻す事を考えていなさい。ほら、二階に戻って…』

『須藤さんに何かあったのね?大丈夫なの?』

『大丈夫さ…。俺の血を使って先生に治してもらうだけだから。心配するな…』

由美は自分の目で確かめるため、診察室を覗いた。

血だらけの須藤が診察台に寝ていた。

『須藤さん…』

由美はその場で動けなくなった。

『由美…心配するな。須藤さんはきっと治る』

亮介自身、どうなるか解らないが由美にはそう言うしかなかった。

『ママに知らせてあげなくちゃ。お兄ちゃんスマホ貸して』

亮介は遠藤の顔を見た。

遠藤は頷いた。

『俺の上着に入ってる。ママに知らせてやれ…』

由美は急いで亮介の上着からスマホを取出し琴音に電話をかけた。

『もしもし、亮介くん?』

『ママ、アタシです。由美です。須藤さんが大変なの…。ママ、すぐ来てあげて…。須藤さんの傍にいてあげて…』

『由美ちゃん。落ち着いて。須藤さんがどうしたの?何が大変なの?』

琴音は努めて冷静に応えた。

『須藤さんが大怪我してるの。いま遠藤医院で治療してます。須藤さんの傍にいてあげてください』

『分かった。由美ちゃん、すぐ行く。知らせてくれてありがとう』

琴音はそれだけ言って電話を切った。

急いで出掛ける仕度をして、亮介が由美を遠藤医院に連れていかせるために、須藤が亮介に教えた遠藤医院の住所を書かいたメモを琴音は持っていた。

その住所を確認して、家を出てタクシーを拾った。

琴音は、ドライバーに遠藤医院の住所を告げた。

タクシーの中で、琴音は神栄商事の連中に店を滅茶苦茶にされた時、連中を追い出した須藤と亮介の姿を思い浮かべていた。

須藤の怪我は神栄商事が関係しているのか…。
神栄商事の事件に二人は関係しているのか…。
須藤と関係の深い新田興業への発砲事件に関係しているのか…。

琴音は、そんなことを考えても仕方の無いことだと思いながらも、須藤の怪我を悪い方に考えたくないことで、意識的に思考を須藤の怪我から逸らしていた。


その頃、遠藤医院では長年勤めている看護士と遠藤医師で須藤の治療を始めていた。

見た目から腹部の内出血が遠藤には確認できた。

出血場所を特定するために、遠藤が須藤の腹を切開すると大量の血液が流れ出てきた。

内臓の損傷や出血箇所を遠藤は懸命に探した。

その間にも出血は止まらず、遠藤の診察で内臓の数ヶ所から出血していることが分かった。

『兼子ー!他にもA型の奴数人探してくれ!急いでな!この子一人じゃ到底足りないし持たないと思う!』

『分かりました!』

兼子は外に出て、車の中にいる二人に確認したが二人ともB型だった。他にも組員の中で血液型がA型の者を探した。

A型だと名乗り出たのは三人だけだった。

兼子は、その三人に急いで遠藤医院に来るよう指示した。

『先生、三人A型いました。30分から40分位で着くたと思います』

『微妙だな…。できるだけ急がしてくれ。血液センターから頼むより早いはずだから』

『分かりました』

兼子は、遠藤医院に向かっている三人にできるだけ急ぐように伝えた。

院内に戻ってきた兼子に、由美は須藤がどうしてあんな大怪我をしたのか聞くのだった。

『あの…須藤さんの怪我は神栄商事の事件と関係あるのですか?』

『いや…どうだろうね…俺にもよく分からないけど…』

『鈴の音が襲われたことに関係あるのでしょうか…。神栄商事の吉田が関係してるとしたら、吉田って男殺してやりたいです。アタシにも酷いことして、須藤さんまであんな大怪我をさせるなんて…』

『ほ、ほら、そんな物騒なこと言わないで…。もし吉田が関係してたら俺が取っ捕まえて警察に突き出してやっからさ。由美ちゃん寝てた方が良いんじゃないか?先生も言ってたじゃん。寝てなさいって…』

由美は悔しそうな顔をして、兄亮介のジャンパーと荷物を持って2階の病室へ戻っていった。

『由美ちゃんの中では吉田が全て悪いことになってるな…まぁ、その通りだけどね。やっぱり女の勘は鋭いな…』

その時、遠藤が診察室から顔を出した。

『兼子!あと10分位で着かないか?もうあの若い者の血をぬ抜くことは無理だ』

『ちょっと確認してみます』

『頼む』

遠藤はそう言って須藤の治療に戻った。

『兼子だ。あとどれくらいで着くんだ?』

兼子はイラついたように電話をかけた。

『ちょっと渋滞ができてるのでまだ20分は掛かると思います』

『マジかよ…。もう時間がねぇんだよ…。急いでくれ』

『努力します』

兼子は返事を聞いて電話を切った。

そして外に止めっぱなしのランドクルーザーを病院の駐車場へ入れて兼子は院内へと入った。

それから10分が過ぎた。

遠藤が治療室から出てきて、兼子に近付いた。

『あと5分ほどでこなかったら、俺にはどうしようもない。最善は尽くすけどな』

『何とか持たせてくれよ先生…』

兼子は先生に懇願するように手を合わせた。

『最善は尽くす。それだけだ…』

兼子は居てもたってもいられず、待合室から外に出た。

『くそっ!俺の血が合えば…兄貴に幾らでもくれてやるのに…』

そんなことを考えていた兼子の前にタクシーが停まった。

降りてきたのは琴音だった。

『鈴の音のママじゃないですか』

琴音を見て兼子は声をかけた。

『あら、兼子さんですよね?須藤さんはまだ治療中ですか?』

『えぇ、血液が足りなくて、今うちの連中呼んで…』

『アタシ須藤さんと同じ血液型です。アタシの血を採ってください。幾らでも採ってください…あの人がそれで治るなら…』

琴音は兼子の言葉を遮るように、自分の感情をおしだした。

『中で先生に言ってみましょう』

兼子はドアを開けて琴音を院内へ招き入れた。

『先生!お客さんです』

遠藤が治療室から顔を出した。

『鈴木琴音です。須藤さんとは知り合いで、私、須藤さんと血液型同じです。アタシの血を使ってください』

『それは助かります。少々多目に輸血することになるかもしれませんが…宜しいかな?』

『須藤さんがそれで助かるのなら幾らでも構いません。お願いします』

『では、こちらへ。中を見ても動揺しないで下さいね』

遠藤はそう言って、琴音を治療室へ招き入れた。

横たわる須藤と亮介、双方とも顔色が青くなっていた。

看護士は亮介を支えながらベッドから降ろして別のベッドへ寝かせた。

亮介はふらふらだった。

看護士は、琴音を亮介が寝ていたベッドに寝るように促し、輸血用の新しい針を準備した。

看護士はベッドに横たわった琴音の服の袖を捲り上げ、消毒をして輸血用の針を琴音の細い腕に突き刺した。

透明なチューブが赤く染まっていくのを琴音は目で追っていた。

やがて、琴音の温かい血液は須藤の体へと流れ込んでいった。

それを確認したかのように、琴音は天井を向き目を閉じた。

琴音が来たお陰で、須藤は何とか事なきを得た。

その後、兼子の組員が三人来て須藤の手術は何とか終わった。

時刻は、既に午後の3時を回っていた。

亮介も琴音も、遠藤も看護士も疲れはててグッタリしていた。


そんな時、由美は遠藤の治療の甲斐もあり覚醒剤の幻覚も少なくなってきた今、一人吉田への復習を目論んでいた。

亮介が持っていたバッグの中を覗くと、帯の付いた札束が8束と携帯が一つ入っていた。

その携帯を取出し、由美は電源を入れた。

電話帳を開くと吉田の名前があった。

由美は吉田の番号を出して発信ボタンを押した。

3コールで繋がった。

「てめぇ、佐久間だろ。よくも事務所滅茶苦茶にしてくれたな。金まで持っていきやがって。てめぇの妹、必ずまた拐ってやるからな。風俗で働かせてお前の妹に金返してもらうからな。おい、何とか言えよ、佐久間!」

『あんた、いま何処にいるのよ。薬がほしくてたまらないんだけど…。あんたに会えばもらえるの?何処に居るか教えてくれる?』

「なんだ、お前由美か。なんでお前が神崎の携帯持ってるんだよ」

『兄貴のバッグから持ち出したんだ。それより薬が欲しいんだけど…』

「お前が何処にいるのか言えば迎えに行ってやるぜ?」

『それは言えないよ。あんた悪党だから回りの人に迷惑になるでしょ?』

「言うに事欠いて悪党だと?お前のあられもない姿の写真ばらまくぞ?」

『それはやめて。アタシ生きていけなくなるから。アタシが死んだら、あんたが死ぬまで取り憑いてやるからね』

「そりゃおもしれぇや」

そう言って吉田は電話を切った。

そして、GPSの無い携帯なので、吉田は携帯会社に盗難として携帯の場所の特定を照会して、ある程度の位置を知ったのだった。

『この辺か…』

吉田は、その辺りに向けて車を走らせた。



つづく。。。




どもども♪(*´∇`)ノ

いやいや~…。
今回は大失敗しました(^^;
ある程度長~い文章を書き終えて、一旦保存をしようとしたところ、まさかのスマホがフリーズ。
(;・∀・)?えっ?嘘でしょ?冗談キツいんですけど…
どうにも出来ず…泣きながら再起動…
( TДT)

心ポッキリ折れましたが、みなさんのコメントに元気をもらい、折れた心を元に戻して何とか書き終えた第10章(*つ▽`)っミカチャンエライ♪

と、いうことで…
弱っちいくせに変なところで知恵を出す吉田(*゚ε´*)ブーブー

由美ちゃんは、吉田に復讐しようとしたのですが、かえって不味い事に…

亮介も須藤も動けない今…
兼子博之…あんただけが頼りだよ~。

と、いうことで…
次回はどういう展開に鳴るのでしょうか…。

ドキドキの次回、また読んでね♪

今回の選曲♪
【タイガー&ドラゴン】
横山剣クレイジーケンバンド
剣さーん♥カッコイイ♪

今回も、最後までお付き合い
ありがとうございました♪

また来てね♪(@^^)/~~~

いつも応援ありがとうございます♪
お帰りの際に気が向いたらぽっちり一押し
宜しくお願いします♪:*(〃∇〃人)*:

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ジャンル : 小説・文学

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美香

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