カーンカーンカーンカーンカーン
「さて、ジョーさん。2ラウンド開始前のゴングが鳴りましたが……お姐は……次のジョブは何でくるとおもいますか?」
「うへ~♪お姐のホントの姿ってあんなに可愛いのか……どーしよ……交際申し込んじゃおうかな(///∇///)」←ジョーノココロノコエ
「ジョーさん?」
「オッパイもでかいし……柔らかいんだろ~な~」←ジョーノココロノコエ
「あの~~……ジョーさん?( ・`ω・´)」
「あんなデカパイにオッパイビンタされたら……俺、完全に昇天するな(///∇///)タマラン」←ジョーノココロノコエ

「ジョーさんっ!!」
「なんだよ!うるせーなー……俺の妄想に入ってくんなよペチャパ……Σ(゚Д゚〃)ヤベッ」←ツイツイクチニダシテシマッタジョーノコエ
カチン (*`ω´*)ガルルル
「おいっ!ジョーっ!テメ、いまなんか言わなかったか?」
「いやいやいやいやいやっ!ななな、なにも((( ;゚Д゚)))((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル」
「よく聞こえなかったんだけどさ~~、も一回言ってみろよ!」
「いや……だから……な、ななな、何も言ってないカラ……」
「い~~や!確かに何か言ってたよなっ?ん?最初の言葉は……ぺ?だったよねー……」
「……」
「次は……チ……」
「……((( ;゚Д゚)))ガクガク」
「そんで次は……ちっちゃい ヤ……」
「((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル」
「そんで……次は……パ……( `д´)」
「ヽ(;゚;Д;゚;; )ギャァァァ……ごめんなさいごめんなさいっ!つい……」
「そして最後は……よくわかんなかったんだけどさー!最後の言葉……言ってみろよ💢😠💢」
「( ;∀;)ヒィィィィ!イ、なんて言ってないから~……」
「あっ……言いやがったな?コノヤロ……( `ー´)」
「そうだっ!丸美さんの胸を触れば丸美さんは正気に戻るんだった!よし、思い切り触ってやる!えいっ!」「てめ、何他人の背中触ってんだよっ!」
「(。>д<)アワワワワ……ぺたんこだから背中と胸間違えたーっ!」「テメーは人の小さくて可愛いオッパイをバカにできるほど、ご立派な物を持ってるんか?アタシが確かめてやっから脱いでみろよっ!どーせ***のくせにっ!」
カチン(o・`Д´・o)!!
「なんだとっ?俺が***だぁ~~?」
「おっ?***が何ぶちきれてんだよっ!」
「おぅ!ペチャパイっ!俺が***かどうかよく見やがれっ!」
大衆の面前で下半身を露にしてしまったジョー……
TV画面には「しばらくお待ちください」のテロップが流れて暫くしてTV画面が戻った時にはジョーの姿は消えていて、頬を赤く染め正気に戻った丸美だけが残っていた。
「はい、え~~……とても……立派なもの……失礼……とてもお見苦しい点が有りましたことを深くお詫びいたします」
と、この時だった。
変身スキルを使っていたお姐の姿が元に戻ったのだった。

『あっf(^_^;戻っちった……』
変身スキルEP消費2
スキル効果 相手の戦闘意欲を無くす。
スキル効果時間360秒
リロード1480秒「あ~~っと!お姐の姿が元に戻ったみたいです。早くも第2ラウンド開始前にEPを消費してしまったお姐!これは後々試合に影響してしまうのでしょうか……客席からはブーイングの嵐ですっ!」
『(〃 ̄ー ̄〃)……ん?おぃっ、ペチャパイ。いまここに可愛いデカパイ女がいたんだがよ……どこに行ったか知らねーか?お、おいら雪の上にラブレター書いたんだが……』
『('・c_,・` )プッ……ぶぁっはっはっは。アタシはメタボックリにそんなの貰っても嬉しくないね~~だ。でも、顔に似合わず心は乙女チックなところは評価してあげよ~~♪』
『う、うるせーよっ!誰がペチャパイのお前にラブレター書くかよっ!さっきの可愛いデカパイ女に書いたんだよっ!』
『だ~~か~~ら~~……あれはアタシのホントの姿なんだよ!』
『嘘つけっ!あんな可愛い女がお前なわけねー!』
『わかんないメタボックリだな~~アタシに惚れたんなら……』
カーン!!
「さぁ!ここで第2ラウンドのゴングが鳴り響きました!客席からは、物凄い歓声です!」

『ほらほら♪乙女タボックリ💕試合よん♥』
『て……テメ……( 〃〃)』

「さぁ、お姐とビッグフットの第2ラウンド開始です!解説のジョーさんが公然猥褻罪で、サツにパクられ…失礼しました…元ヤンキーなので…つい(^_^;)ジョーさんが公然猥褻罪で警察に逮捕されたので実況と、解説をわかる範囲内でワタクシ新文紙丸美がお伝えいたします。さて、第2ラウンド、お姐のジョブですが……これは…マジシャンです!第2ラウンド、お姐はマジシャンでビッグフットと対決です!」

「さぁっ!第2ラウンド!お姐の先制攻撃です」

「お姐の連続攻撃!しかし、少々威力が弱いようなきもします…お姐は回避と回復を上手く使い、巧みにビッグフットの攻撃を交わしています」

「ビッグフットも有り余る体力で怯まず反撃!」

『ほ~~ら!乙女タボックリ💕月に変わってお仕置きよん♥あんたもセーラームーンになってみる?💕』
『ばばば、バカやろ‼そんなもんなれっか!それに乙女はやめろ!』

「先程から、リング上で…何か言い争いのような声が聞こえますが、リングサイドでは客席の歓声でよく聞き取れません」

「お姐は、ビッグフットとの体力差を回復スキルを使いながら時間をかけてビッグフットの体力を削っています!今度は、お姐にも勝利の女神が微笑むか‼」

「おーっと!どうしたのか?ここで、お姐は棒立ち状態になったー!これはどうしたことか‼?」
『あり?魔法が使えない…?』
『ほら?どーしたペチャパイ?かかってこいよ‼』
『くちょ~~(>_<)またこれか…あと少しのところで魔法スキルが使えない…EPは満タンなのに……』
『へへ…これで終わりだな。ペチャパイ!』
ガンッガンッガンッ!!
「あーっと!これは痛い!ビッグフットの強い攻撃をまともに食らったお姐!堪らずダウンだーっ!」

「お姐、あと少しのところで敗れたー!」
『ガハハハっ!俺を倒そうなんて百万年早いわ!身のほど知らずがっ!この俺様に喧嘩売ってきたんだから、それなりの礼はしてもらうぜ!』
ビッグフットは、お姐の持ち物から魔昌石を取り上げた。
『そ、それは持っていくなー!』
『うるせーよペチャパイ!これは、俺のファイトマネーだ!』
「あっ!ビッグフットが、お姐から何かを取り上げました!何を取り上げたのでしょうか……TVカメラがビッグフットの手にズームアップしていきます……あ、あれは……何か……石の様なものを手にしています。どうやら魔昌石のようです。魔昌石と言えばとても高価な物。それを、お姐から奪い取ったビッグフット!これは許される行為ではありません!ましてやそんなルールもありません!これは然るべき処置をとらざるを得ません。客席からはビッグフットの行為に対して罵声が飛び交っています!あっリングサイドに客席から駆け寄る二人の姿があります!」
「こらーっ!ビッグフット!魔昌石を返しなさいよっ!返さないとただじゃ済まないよっ!」
『なんだおメェは?観客がしゃしゅりでてくるんじゃねーよっ!』
そう言いながらビッグフットはリングサイドに飛び降りた。
『おぅ!姉ちゃん!ただじゃ済まないってどういうこった?この俺様に楯突こうってわけか?ん?綺麗なお顔に傷がつくぜ?はねっ返りの姉ちゃんよ!』
「まだ1ラウンド残ってるんだろうけど、お姐はもう闘えないと思う。だから実質あんたの勝ちなんだから、正式なファイトマネーだけ貰っていきなよ。お姐の魔昌石まで取ることはアタシが許さないよっ!」
「放送席です。リングサイドで、観客の二人とビッグフットが何やら不穏な空気に包まれています……客席も静まり返り行方を見守っています……あっ!ここで会場スタッフと両陣営トレーナーがビッグフットと観客の女性の間に割り込みました。あーっしかしビッグフットは両陣営トレーナーを力ずくで張り飛ばしました!お姐はリング上で倒れたまま動きません……かなりのダメージを受けたのだと思われます」
「あんたも醜い顔に似合ってわがままな男だねぇ~」
『なんだ~?誰が醜いだって?』
『ビッグフットって名前のテメーのことだよっ!カスっ!』
「放送席です。ここで女性とリングサイドに駆け寄ってきたもう一人の男性がビッグフットに詰め寄った……こ、これは面白く……いやいや……誰かが止めに入らないと……」
『兄さんよ……誰に向かって口利いてんだ?テメーもあのペチャパイみてーにしてやろーか?テメーも倒して石を貰ってやるぜ!』
カチン(*`ω´*)ガルルル
「おいコラ!メタボックリ!テメーはさっきからペチャパイペチャパイうるせえんだよ!」
実況の丸美が、またぶちきれたw
『また面倒くせえ女が出てきやがったか……』
ビッグフットは丸美のいる放送席に近付いていきデスクに片足乗せた丸美の前にきた。
『ペチャパイはペチャパイらしく、ここで小さくなって座ってろ!』
丸美に顔を近付けたビッグフットは、突然丸美の往復ビンタを食らったのだった。
「きたねー顔近づけんじゃねーよ」
客席がどよめいた。
『痛っ!テメーっ、何しやがる!』
ビッグフットは完全にぶちきれて手に持っていた武器を振り上げて、丸美に降り下ろした。
女性とリングサイドにいた観客の男はビッグフットが降り下ろした武器を容易く自分の剣で弾き返した。
「一般人の……ましてや女に手を挙げるんじゃねーよ、おっさん!」
『ほぉ……中々腕の立つ野郎みてぇだな……』
「お姐の石……返せよ……俺が大人しくしているうちにな……」
『返してほしけりゃ……力ずくで取ってみろやっ!』
「(*`ω´*)メタボックリー!お前はファイトマネーだけ貰って、とっとと山奥へ帰れ!ゲス野郎!」
丸美は自分の履いてたハイヒールをビッグフットに投げつけたのだった。
『ペチャパイがギャーギャーうるせえんだよ!』
ビッグフットは気合いだけで丸美を吹き飛ばした。
丸美は頭を強く打ち気を失った。
「おっさん!力ずくで取ってほしいのかよ」
『俺から力ずくで取れれば……の話だけどな』
「なら望み通りにしてやるよ」
ビッグフットとにらみ合う観客の男は剣を構えた。
『野郎共、出てこい!この男叩きのめしてやれや!』
会場内にビッグフットの手下たちが走り込んできた。
会場は、たちまち大パニックに陥って観客は逃げ惑い右往左往していた。
『野郎共!この男と女が持っている石も武器も防具も全部かっさらえ!』
ビッグフットとにらみあっていた男は、たちまちビッグフットの手下達に囲まれて見えなくなった。
その時、最初にリングサイドに駆け寄ってきた女性は、リング上でお姐を介抱していた。
「酷くやられたね……」
その時、お姐の意識がぼんやりと戻ってきた。
力無く開くお姐の目に、同じグループのメンバーの顔が映った。
「ひ、ひとみん……アタシ負けちゃった?」
朦朧とした意識のなかで、お姐はグルメンのひとみんにしがみついた。
「ひとみん……アタシの石……取られちゃった……」
「大丈夫よ、アタシとシンアちゃんで取り返してあげるから……少しの間ここで待っててね」
その時、リング上にバラバラとビッグフットの手下が数人上がってきて、ひとみんに襲い掛かってきた。
ひとみんは、すかさず剣を抜き舞うように襲いかかる手下達を避けながら一人づつ倒していった。
ひとみんと一緒にいたシンアは大勢の手下をものともせず、シンアの剣は華麗にも冷たい光の軌跡を描いていた。
続く……
皆さんこんばんは🌙😃❗
だらだらと長いストーリーになってしまいました(^^ゞ
最後まで読んで頂きありがとうございます(*^^*)
続きは明後日の日曜日には書き終わります。
もしかしたら早ければ明日、土曜日かも。
私、お姐はまだまだ弱い(>_<)
今は土神獣の2周目が終わり三周目に突入するところです。
見かけたら遠慮なく声かけてね♪
byお姐♪
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