空のアルバム 14頁目 【記憶…】2017 10月7日撮影

静かな風に誘われて
思わず空を眺めれば
流れる雲は形を変えて
ゆっくりゆっくり消えていった…
忘れたい記憶も
雲のように消えて無くなればいいのに…
消したい過去
消したくない過去
どちらも過ぎたことだけど…
それでも…忘れた頃に私を悩ます黒い過去…
忘れたいのに記憶のかけらが甦らせる
それなのに…忘れたくないのに薄れていく大切な記憶…
消したい過去も
あの雲のように消えて無くなればいいのに…
忘れたくない思い出は…
写真のようにいつまでも鮮明に残ればいいのに…
雨の降る日は貴女を偲ぶ…
わがままな私の支えになってくれた貴女…
私が心の迷いで道が見えなくなったとき
貴女は月となり、私の歩むべき道を照らしてくれた…
私の心に耐え切れぬ蟠りができたとき…
貴女は海となり私の心に満ち潮となってあふれ
引き潮となり私の汚れた心を洗い流してくれた…
私が悲しみに心を痛めたとき…
貴女は風となり私を優しく包んでくれた…
私が怒っているときは、貴女は花となり私に優しさを教えてくれた…
私の心が冷たくなっていたときは、貴女は太陽となり私の心を暖めてくれた…
母であり、姉であり…
私の髪は、貴女の長さをこえたよ…
私の歳は、貴女の歳をこえたよ…
でも…お姉ちゃんはいつまでも私のお姉ちゃん…
雨音に誘われた大切な私の想い出…
雨降る夜の独り言…
【涙そうそう】

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